シルバーエイジクラブ松風
信頼と豊かで、穏やかな交流支援
デイルーム
《5月 皐月 反省と学び 》
新芽に春の息吹を感じるのは来年になる。冬の間、鉢植えの多くが枯れてしまったのだ。この冬いつものように水やりを控えていた。まあ大丈夫だろうと多寡をくくっていた。今年は違った。晴天続きでカラカラに乾燥していた。その証拠に都内で火災も多く、地方の山では森林火災が頻発した。これが響いた。気付いた時には後の祭りであった。気を取り直し先日、新たに植木を求めた。先ずは金木犀、良い香りを振りまいてくれた木だ。その鉢を逆さにして土を出す。枯れた根を見て可哀そうなことをしたと思った。もっと丁寧に様子を見ておけば良かったと反省する。新たな苗木は幹も太く、青葉に勢いを感じる。秋には花が咲き強い香りが漂うことを予感させる。楽しみが増えた。
教訓①思込みは良い結果を生まない。 教訓②細心の注意を。モノ言わぬものにこそ寄り添う優しさを。 教訓③常に前向に、新たな楽しみが生まれる。
私たちのデイサービス
高齢者にはその心情に沿った根拠ある支援が大切です。私共はこれ迄「欲求5段階説」(備考:マズローの欲求5段階理論)の2つの欲求側面に着目し、これを根拠に合理的で効果的な支援を実践しています。一つは「所属への欲求」、周りに受け入れられることで安心と安らぎに繋がる。もう一つは「認知されることの欲求」承認の欲求ともいわれ、一人ひとりが周りに認知されることが自尊心、満足感に繋がる。これ迄、認知症の方々、軽度から重度までこの考えで支援し、いずれも全体に安定する効果を上げています。

高齢者の方々の社交場
盛りのツツジ
考え方
デイサービスとお泊り
お泊り設備
在宅支援にはヘルパーの活用、デイサービスの日中通所、そしてショートスティの3サービスを上手く使います。しかし最後のショートスティは日常から離れ、しかもご本人の意図とは異なる(家族レスパイト目的)場合も多く、とても混乱されて戻られます。デイのお泊りは、日中と夜間のサービスが連続しており、しかも職員も馴染みがあるだけに有効な支援と言えます。
平成24年から東京都に個室4部屋を申請して運用しています。